格安スマホでiPhoneを使うには

格安スマホでiPhoneを使うには

現在、スマートフォンを利用している人のおよそ6割はiPhoneを使っています。しかし格安スマホを利用する場合はiPhoneを使えない、と思っている人も多いようです。でも格安スマホでもiPhoneは使えるんです。どうやったら使えるのか、その方法を説明したいと思います。


格安スマホでiPhoneを使うポイント

iPhoneのSIMフリーの機種について

iPhoneにはSIMフリーの機種があります。これはAPPLEStoreで購入できるのですが、NTTドコモやau、ソフトバンクで販売しているものに比べてかなり高額です。そのため海外での利用も視野に入れている人を除いてはSIMフリー版を選ぶのは避けたいところです。
 それではどうするべきか。まず、現在iPhoneを利用している場合はそのまま利用することも可能です。しかし現在利用していない場合は、中古のiPhoneを探してみるといいでしょう。とはいえ中古での流通数はあまり多くないので、探すのが少し大変かもしれません。また、中古で買う場合はNTTドコモ対応のものがいいでしょう。ただし、オークションなどで中古品を購入する場合は、不良品や記載と違う品の可能性もあるので十分注意が必要です。可能であれば信用のおける中古専門店で購入するほうがいいでしょう。

 

NTTドコモ対応のものを選ぶ

なぜNTTドコモ対応のものがいいのかと言えば、格安スマホの回線の種類がその理由となります。格安スマホでは自社での通信設備を持っておらず、NTTドコモ、au、ソフトバンクのどれかから通信設備を借りて利用者に回線を提供しています。そしてその通信設備を借りているのは大半がNTTドコモからとなっているためです。NTTドコモの回線を利用している格安スマホ事業者の回線では、NTTドコモの端末ならほぼ同じように利用できるのです。ちなみに続いてauから借りている場合が多く、ソフトバンクから借りているところはほとんどありません。そのためauのiPhoneも利用できますが、ソフトバンクのものは利用できる格安スマホ事業者がかなり限られてしまいます。また、どの格安スマホ事業者であってもテザリングやSMSの機能は使えない場合があるため、事前に対応機種を確認しておく必要があります。ちなみにいくらNTTドコモの回線を利用しているといっても、公式のメールアドレスは使えないのでフリーメールアドレスを用意する必要があります。

 

SIMカードのサイズを選ぼう

格安スマホの申し込みの際にはSIMカードのサイズを選ぶ必要があります。iPhoneの場合は4や4sではマイクロSIM、それ以降はナノSIMとなるので、間違いがないように申し込んでください。また、MNPで同じ電話番号を引き続き利用する場合、解約から新しいSIMカードが届く間の数日間は利用できない場合があるので確認の上で申し込まないといけません。

 

通話料選びのポイント

ちなみに格安スマホの場合は通話料の割引があまりありません。通話料を考えずに主要な携帯電話会社の利用料金と格安スマホの利用料金を比べた場合、格安スマホのほうが数千円から1万円ほど安くなります。しかしデータ通信よりも通話をよくするという人の場合は、通話料金が基本料金の差額を超えてしまうことも考えられるため、かなり通話をする、という人は主要な携帯電話会社で定額通話サービスを利用したほうがいいかもしれません。

 

 

 

 

まとめ

このように、格安スマホを利用する場合でもiPhoneを利用することができます。ただしそのためには注意するべきこともいくつかありますし、場合によっては反対に損をしてしまうため、通常の携帯電話会社で利用したほうがいいときもあります。

 

もしiPhoneをそのまま使って格安スマホに変えようかと思っている人や、これからiPhoneを購入してそれを格安スマホ事業者で利用することを考えている人の場合は、注意事項をしっかりと確認して、納得した上で変更するべきです。

 

自分の利用スタイルや使えなくなる機能によって不利益を被るようであれば、事前にしっかりと確認した上で事業者を変更してくださいね。

 

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