格安スマホで使うデータ通信量はどのくらいか
格安スマホではほとんどのプランが月の高速データ通信容量によって分けられています。当然、容量が大きければ大きいほど月額基本料金も高くなっていくため、できれば自分がどのくらいのデータを毎月使っているのかを知っておき、それに合わせてプランを決めるべきです。
しかし実際、動画を見た時のデータ量がこのくらい、メール一通でこのくらいとしっかりデータ量を把握している人はあまりいません。
スマートフォンの機種によってはデータ量を把握できますし、どの程度の通信量を使用しているかが分かるアプリなどもありますが、ここでは何をしたら実際にどのくらいのデータ量を消費するかを確認してみましょう。
ちなみに統計では、スマートフォンのデータ使用量は1GB未満という人が最も多く、次いで2GB未満、3GB未満と僅差で続いています。第4位は7GB未満まで飛びますが、1GB未満から3GB未満までの人が半数以上を占めています。
そのため、格安スマホの高速データ通信容量は最低のプランで1GBか3GBという事業者が多いです。
動画を視聴する場合
Youtubeなどの動画を視聴する場合は、画質を240pで視聴する場合は1時間でおよそ120MB、480pで視聴する場合は1時間でおよそ400MB、1080pで視聴する場合は1時間でおよそ1.3GBのデータ通信量を消費します。
スマートフォンでは大体が480pとなるので、それ以上の画質は画面が大きいタブレットやノートパソコンで視聴する場合になるでしょう。
SNSの場合
TwitterやFacebookなどのSNSは写真なども多いですが、1ページあたりではそれほどのデータ通信量は消費しません。しかしページ数が多いため、長く見ているとそれなりに消費するようです。
およそ1ページ分で500KBから1MBとされているので、10ページ見た場合はだいたい5MBから10MBを消費することになります。通常のサイトなどを見るときも同じくらい消費するので、毎日10ページずつなんらかのサイトを閲覧していると月の150MBから300MBを消費することになります。
LINEでのやり取りもほとんどが文字であれば気にするほどのデータ通信量ではないので、写真を頻繁にやり取りする場合のみ気にすれば十分です。
スマホゲームの場合
意外とデータ通信量を消費するのがスマホゲームです。
大抵のゲームは初回ダウンロードは50MB前後で少ないのですが、その後最新版にアップデートするためのダウンロードが数百MBから多ければ1GBくらい消費することがあります。
実際のプレイに関してはそれほどデータ通信量を消費しないのですが、大きなアップデートなどがあれば相応にダウンロードするデータが大きくなります。
そのため、複数のゲームで遊んでいる場合は積み重なって大きなデータ通信量となるでしょう。
メールの場合
メールなどに関しては文章だけであれば1通あたり最大でも10KBほどなので、まず気にしなくても大丈夫です。
しかし写真や動画を添付して送る場合は一気に容量が大きくなってしまうので、大量に写真を送る際などはきをつけましょう。
IP電話の場合
ちなみにインターネット回線を利用して通話をするIP電話ですが、3分間でおよそ1.6MBほどと意外に小さいデータ通信量で使えます。
最近はIP電話アプリなどで気軽に使えるほか、skypeやLINEで利用できる無料電話などもあるので以前より使う人も増えていますが、それほどデータ通信量を圧迫しないので気軽に使っても問題ありません。
まとめ
こうしてデータ通信量を見てみましたが、自宅にパソコンがあってインターネットに接続していれば自宅ではWi-Fiにつないで使えるので高速データ通信容量は消費しませんし、外に出てもWi-Fiスポットや職場のWi-Fiを利用できる場合もあります。
そのため、最もデータ通信量を消費する動画を頻繁に見る人であっても、自宅で見ている場合は実はそれほどデータ通信量は必要ないのです。
自宅にインターネットがつながっている人はほぼ月の通信量は3GBもあれば十分といえるでしょう。ただし、外でもよくスマートフォンを利用して動画を見る、などの使い方をしている人はしっかりとデータ通信量を確認してください。
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