月7〜8GBのプランで使える格安スマホは
NTTドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアでは、以前のパケット定額プランなどで7GB制限という月の高速データ通信容量が7GBを超えた場合に通信速度が制限される決まりがありました。
今は使い方に合わせて通信容量をあらかじめ決めるプランが主流ですが、なじみがある7GB〜8GBの通信容量が使える格安スマホのプランを代表的な事業者の例をあげてみてみましょう。
DMMmobileの場合
格安スマホの中でも特に料金が安いことで評価が高い「DMMmobile」では、7GBプランと8GBプランがあります。
データSIMプランの場合は7GBが月額1860円、8GBが月額1980円の基本料金となります。通話SIMプランの場合は7GBが月額2560円、8GBが月額2680円の基本料金です。
8GBプランは2016年4月に料金が改正され、これまでより160円値下げされてさらに安い基本料金で利用できるようになりました。
しかし「DMMmobile」には10GBプランもあり、データSIMプランで月額2190円、通話SIMプランで月額2890円の基本料金で利用できるので、8GBとそれほど金額の差はありません。
そのため8GBプランへの加入を検討するのであれば10GBプランについても一緒に検討してみてはいかがでしょうか。
また、8GBからはシェアコースがあり、最大3枚のSIMカードで高速データ通信容量を分け合って使うことができます。
SIMカードの追加はデータSIMは月額料金が変わらず追加できますが、通話SIMは1枚につき月額700円の追加料金が必要となります。
ぷららモバイルLTEの場合
NTTぷららが提供するMVNOの「ぷららモバイルLTE」では、高速データ通信プランにおいて唯一の月次定量プランとして定額(7GB)プランがあります。
データ専用SIMが月額1886円、音声通話付きSIMが月額2586円で利用できます。ぷららにはそのほかに定額無制限プランと定額ライトプラン、そしてデータ専用SIMだけにある二段階定額プランがあります。定額ライトプランは1日110MBというプランで、月の高速データ通信容量はおおよそ3GBになります。
また、高速データ通信は下りの最大通信速度が150Mbpsですが、定額無制限プランの場合は上下とも最大通信速度が3Mbpsとなっています。
二段階定額は1日の高速データ通信量が30.5MBまでであれば月額390円ですが、30.5MBを超えると月額2550円の基本料金となります。
また、1日の高速データ通信量の上限は100MBまでです。加入者にはひかりTVエントリープランが無料で見られるなどの特典もあり、外出先で映画やドラマを楽しむこともできます。
有害サイトや不正アクセスをブロックするネットバリアベーシックも特典として使うことができるので、安心して利用できます。
Wonderlink LTEの場合
電機メーカー大手のパナソニックが運営するMVNOの「Wonderlink LTE」では音声通話やSMSは利用できないのですが、データ通信専用プランで月7GBのプランが2つあります。
LTE I-7Gシングルプランは月額1870円、LTE F-7Gプランは月額2480円で利用できます。
二つのプランはどこが違うかというと、LTE I-7Gシングルプランは高速データ通信容量を超えた後は通信速度が200Kbpsになり、3日間の通信量が366MBを超えた場合はさらに速度を制限されます。
それに対してLTE F-7Gプランは高速データ通信容量を超えた場合も通信速度が700Kbpsと若干早く、通信速度制限は1日の通信量が1GBを超えた場合に制限されます。
データ通信専用で利用するのであれば料金も安いので検討してみてもいいのではないでしょうか。
まとめ
月7〜8GBプランというのは若干中途半端な数字で、5GBや10GBのプランに比べるとプランがある事業者は少なくなっています。しかし7GBで十分なのに10GBで契約してしまうと余分な料金がかかるので、なるべくなら自分が使用するデータ量に合わせてプランを選ぶようにしたいところです。
以前のフラット定額プランなどでデータ量がちょうどよかった人は7〜8GBプランを選んでみるといいのではないでしょうか。
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