格安スマホのメリット
格安スマホにはその名前の通り、毎月の利用料金が安い、というメリットがあります。しかしそれ以外にはメリットはないのでしょうか。格安スマホが持つ利用料金以外のメリットも考えてみましょう。
ミドルスペック・ロースペックな端末ならではのメリット。
格安スマホのスマートフォンは、NTTドコモやau、ソフトバンクといった通常の携帯電話会社で扱っているスマートフォンの一部も使うことができます。
しかし、格安スマホ事業者が販売するスマートフォンもあり、それらの端末は通常の携帯電話会社で取り扱う端末に比べて安価なものを多く取り揃えています。
その理由として、通常の携帯電話会社で取り扱うスマートフォンはハイスペックなものが多いのですが、格安スマホ事業者で取り扱っているスマートフォンはミドルスペック、ロースペックなものを中心としています。また、国内メーカーよりも海外メーカー製のものが多く、製造コストを抑えて価格を低くしているのです。
そのため、それほど機能が必要ではない場合は格安スマホ事業者が取り扱うスマートフォンを利用し、ハイスペックな端末が必要であれば通常の携帯電話会社で取り扱うスマートフォンを中古市場などで購入する、という用途に応じた選択をすることができます。
また、ハイスペックなスマートフォンには購入時からたくさんのアプリケーションがインストールされています。これはそのスマートフォンを利用するにあたって、製造メーカーや携帯電話会社があると便利、と考えたアプリケーションをあらかじめインストールしておくことでユーザーの手間を省こうと考えているのですが、中には不要なものもあり、購入してから一度も使わないまま、ということもありますね。
こうしたアプリケーションにはただインストールされているだけでも内部のメモリを使ってしまうものもあり、その結果としてスマートフォンの動作が遅くなり、バッテリーの消費も大きくなってしまうのです。そのため、不要なものはなるべくアンインストールして残さないようにした方がいいのですが、それも手間がかかるためついそのままにしている人も多いのです。
格安スマホ事業者の販売するスマートフォンであれば最小限のアプリケーションしかインストールされていないものがほとんどなので比較的動作が軽く、バッテリーの消費も抑えることができます。
契約上のメリット
通常の携帯電話会社ではスマートフォンを契約する際、ほとんどといっていいほど2年縛りがあります。これは2年が経過する前に解約してしまうと違約金が発生する代わりに、2年間は料金の割引をするという契約です。そのため一度契約してから2年間は使い続ける人がほとんどですが、格安スマホの場合は2年縛りといったプランはあまりありません。そのためもし途中で解約する場合でも違約金は発生しないのですが、中には2年間の契約の代わりに利用料を割引する場合もあります。しかし、その場合でも違約金はあまり高くはありません。
また、通常の携帯電話会社ではユーザーのニーズに合わせて利用できるように様々なコースが用意されています。しかしあまりたくさんあると、果たして自分にどのプランが会うのかを考えるのが大変になります。
格安スマホの料金プランは比較的シンプルなものが多く、オプションサービスもそれほど色々あるわけではないので、自分に合った料金プランを考えるのがとても簡単です。
料金以外にも格安スマホは魅力的！
このように、格安スマホには利用料金以外にも様々なメリットがあります。
スマートフォンはハイスペックであれば使いこなすのがややこしくなってくるため、使いやすい機種がいい場合は格安スマホのロースペックなスマートフォンから使い始めてみてはいかがでしょうか。
また、2年縛りなどの契約をしたくない場合もお勧めです。よく考えて、自分に合ったスマートフォンを選ぶようにしましょう。
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