格安スマホのデメリットとは?

格安スマホのデメリットとは?

 

格安スマホにはNTTドコモやau、ソフトバンクといった通常の携帯電話会社のスマートフォンと比較して料金が安いというメリットはありますが、当然ながらデメリットと言えるものもあります。具体的にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。


格安スマホのデメリット

格安スマホは公式ドメインがない

通常の携帯電話会社と契約した場合、それぞれの会社から公式ドメインのメールアドレスが発行されます。しかしほとんどの格安スマホでは公式ドメインがないため、フリーメールアドレスのみで利用することになります。また、データ通信がメインとなるため音声通話やSMSについてはオプション扱いとなり、対応していないプランもあります。

 

音声通話の割引や通話料定額プランがない

MNPでこれまで利用していた電話番号を引き継ぐことはこれまではできなかったのですが、最近対応するようになったため、このデメリットは解消されました。また、音声通話に関しては通話料の割引などは少なく通話料定額プランなどもないのですが、1回の通話で何分間までなら無料といったプランを用意している格安スマホの事業者もあります。
ちなみに通話に関しては、音声通話付きプランを契約していなくても一部のアプリに付随する通話機能やIP電話アプリなどを利用することで通話が可能となる場合もあります。

 

キャリアに対応したWi-Fiの利用ができない

最近は公衆Wi-Fiなどが増えており、通常の携帯電話会社のスマートフォンでは街中の様々な場所で各キャリアのWi-Fiに接続できるようになっています。
しかし格安SIMの事業者ではほとんど公衆Wi-Fiを提供していないため、キャリアに対応したWi-Fiの利用はできません。

 

機種代金は安い代わりに割引がない

本体価格に関して、通常の携帯電話会社で販売している端末はいわゆるハイエンドモデルが主のため、おおよそ5万円から高級な機種は10万円近いものまであります。
それに対して格安スマホでは、ミドルレンジモデルやローエンドモデルが多いので、おおよそ2万円から5万円の機種を販売しています。

 

それだけ聞くとただ安いだけのように思えますが通常の携帯電話会社では様々な割引をすることで機種代金をほとんど無料になるように販売しています。例えば毎月4000円の24回払いで購入するスマートフォンであれば、条件を満たせば毎月4000円が割引となるようになっています。
それに対して格安スマホの場合は基本的に料金を安くするため割引などはあまりしないので機種代金はそのまま支払う形となります。

 

ちなみに格安スマホで販売しているスマートフォン端末は通常の携帯電話会社で販売しているものと比較して、主要な機能に絞って搭載しているものや海外メーカー製でコストを抑えたものなどが主となっていますが、もし機能に不満がある場合は中古で販売されている主要な携帯電話会社で利用されていたスマートフォンを使うこともできます。ただし機種によっては利用できないものもあるため、対応機種は各格安スマホ事業者のサイトを確認してみるといいでしょう。

 

データ通信速度が若干遅い場合も

データ通信速度に関しても、格安スマホの回線は主要な携帯電話会社から借りているため、主要な携帯電話会社に比べてエリアなどは同等でも速度的には遅い場合が多いようです。これは割り当てられた帯域の違いもあるため、避けようがないデメリットといえます。ただし、大容量のデータをやり取りすることが少ない場合や自宅や職場でWi-Fiを利用して通信を行うことが多い場合は気になることは少ないと思います。

まとめ

このように、格安スマホには様々なデメリットもあります。しかしそのデメリットは利用するスタイルなどによっては気にならないものでもあります。もしもデメリットに関して看過できないものがあれば、格安スマホを利用するべきではありません。しかしそうしたデメリットが気にならないようであれば、毎月の利用料が安くなる格安スマホはお勧めできます。自分の利用スタイルを踏まえたうえで検討してください。

 

おすすめ格安スマホランキング

Y!mobileオンラインストア 携帯電話番号の変わらないMNPにも当然対応!
ショップ数も多く安心のY!mobile
USENから独立した株式会社U-NEXTが運営する格安スマートフォン。月額2980円から利用できます。
言わずと知れたBIGLOBEが運営する格安SIM
データ専用プランや通話専用プラン等細かな利用状況に応じてプランを選べます