容量シェアで利用できる格安スマホ

格安スマホ事業者による高速通信データ容量の分け合いというのは家族単位ではなく、あくまで複数のSIMカードによって分け合うことになります。そのため、家族単位ではなく自由に利用でき、例えば一人で複数のSIMカードを利用する場合にも可能となります。 

OCNモバイルONEでは、月10GBまでの高速データ通信が選べます。SIMカードは1枚追加するごとに、データ通信専用であれば450円、音声通話対応であれば700円がかかります。

10GBコースでも基本料金は月額2300円なので、3台のスマートフォンでシェアした場合でもすべて音声通話対応にした場合は月額3700円、1台をデータ通信専用にした場合は月額3450円です。

IIJmioの場合は、同じく月10GBのプランを月額2560円で利用できます。その際に追加料金なしでSIMカードを3枚まで利用でき、4枚目以降は1枚につき400円がかかりますが最大10枚まで利用できます。また、音声通話対応のSIMカードは2枚目以降は1枚につき700円加算され、5回線までとなります。

つまり、音声通話対応SIM1枚とデータ専用SIM2枚であれば月額2560円のままですが、音声通話対応SIM3枚であれば月額3960円となります。

DMMmobileでは、最大20GBまでのプランが用意されているので、大容量のデータを利用するユーザーにお勧めです。10GBのプランは月額2950円で、SIMカードは3枚まで利用できます。その際、データ通信専用SIMは追加料金なしで利用できますが、音声通話対応SIMの利用には1枚につき700円が追加されます。

そのため、3枚とも音声通話対応SIMで利用する場合は月額4350円、2枚を音声通話対応SIMで利用して1枚をデータ通信専用SIMで利用する場合は月額3650円となります。

BIGLOBE　SIMは6GBプランの場合はシェアSIMを2枚、12GBプランの場合は4枚まで追加できます。12GBプランの基本料金は月額3400円ですが、シェアSIMを追加する場合は1枚につきデータ専用であれば月額200円、SMS対応であれば月額320円、音声通話対応であれば月額900円が追加料金としてかかります。

つまり、12GBプランでシェアSIMを音声通話対応で1枚、データ通信専用で1枚申し込んだ場合は月額4500円となります。

それ以外にもmineoでは家族割やパケットシェア、複数回線割など複数回線の契約に対して割引となるサービスがあります。また、BB.exciteモバイルLTEやhi-ho LTEなどでも複数枚のSIMカードで高速データ通信容量を分け合えるプランが用意されています。

このように、格安スマホにおいても高速データ通信容量を分け合って利用できる事業者はたくさんあります。

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